お肌によい睡眠のとり方など

寝ている間に肌は再生されると言われるほど、美容にとって睡眠は大切なものです。

『お肌のゴールデンタイム』。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。成長ホルモンによるお肌の新陳代謝が活発に行われる時間は、22時〜2時…なんていわれても、22時に眠りにつくのは、なかなか難しいですよね。家事や仕事をしていれば、あっという間に時間は過ぎてしまうものです。

しかし、最近では肌のゴールデンタイムは22時〜2時であるという考え方自体が見直されてきているようです。この22時~2時という時間帯は、昔の人の生活習慣から導き出されたものだそうで、現代人の生活スタイルはここから変化しているため、必ずしも当てはまらないということです。ですので、22時~2時の間に眠るようにすることが、美肌作りにつながるわけではないということになります。

それでは、どの時間帯に眠るのがお肌や美容にとってよいのでしょうか。時間帯というよりも、お肌のゴールデンタイムは寝付いた時間によって決まるということが最近明らかになってきているようです。寝付いてから最初の3~4時間に、脳下垂体から成長ホルモンが多く分泌されることが分かっています。この成長ホルモンができるだけ多く分泌されるよう、しっかりと熟睡し、質の良い睡眠をとることがお肌にとって重要だということになります。

かといって、夜遅くまで起きていてもよいかというとそうではありません。早寝早起きをしているほうが美容と健康に良いという意識をもつことが大切です。できるだけ早く眠ることを心がけ、早く眠ることで深い眠りにつき、熟睡している間に、肌も再生されていくのです。また、早めに起床することで、日光を浴びることも、体の調子が整い、美肌にもよいとされています。

それでもなかなか眠りにつけない、眠りが浅くなりがちな方は、今一度ご自分の睡眠環境を見直してみるのもいいかもしれません。眠る直前まで明るい照明をつけたり、テレビやパソコン・携帯ばかりいじっていると、脳が覚醒し、眠りにくくなくなってしまいます。照明を薄暗くする、ベッドに入る2~3に時間前に入浴をすませる、好きな音楽やアロマでなどを用いるなど、リラックスした状態で入眠できるようなお気に入りの方法を見つけてみるのもおすすめです。

良質な睡眠をとることは、美肌へとつながってゆきます。お肌の美容と健康のためにも、自分の体を大切に、毎日気持ちの良い睡眠をとっていきたいものですね。

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